リング制作を始める前に
このたびは、ウチマリ小箱をご注文いただき、誠にありがとうございます。
お客様にご自宅で楽しく、そしてスムーズにリングを制作していただくために、
下記の内容をを必ずお読みください。
ご確認いただきたいこと
- ワックスリング(原型となるリング)は柔らかいため、爪で簡単にキズがついたり、途中で折れてしまう可能性がありますので、丁寧に扱ってください。
- お作りいただいたワックスリングは、手作り感を大切にそのままリングに仕上げます。
稀にリングの強度などを考慮して、こちらの判断で調整させていただくことがあります。 - 完成したワックスリングは、指にはめないでください。割れてしまう可能性があります。
- ヤスリは、ワックスリングを削る以外に使用しないでください。
- ヤスリは金属で出来ています。金属アレルギーの方は、手袋などを装着して使用してください。
- ネイルアートをしている方はヤスリで削れる可能性がありますので、手袋などを装着してください。
- 制作中、ワックスの粉が飛ぶことがあります。気になる方は、マスクを装着したり、机の上に布や新聞紙等を敷いてください。
- お子様のいるご家庭では、お子様の手の届かない場所に保管してください。
制作の流れ
- 同封しているサンプルリングをご覧いただき、
作りたいイメージを決めます。 - このページの動画・説明を見ながら、
ワックスリングを理想のデザインになるように削りましょう。 - 練習用を含め、複数のワックスリングが入っていますので、
作った中から一番良いリングを選んでください。 - 制作後、同封している「ご注文書」にリングの詳細をご記入ください。
リングの作り方
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1.ワックスリングの持ち方
ワックスリングは、利き手と反対の手の人差し指にはめます。
ワックスリングは斜めに持ち、親指と中指を優しく添えます。指とワックスリングの間に隙間があったり、指で強く持つと、割れやすくなりますので、軽く持ちましょう。
斜めに持つことで、指との隙間ができにくくなります。 -
2.ヤスリの持ち方
利き手の人差し指をヤスリ部分に添えながら持ちます。
ヤスリの上の方に指を添えると、削りやすいです。 -
3.理想のデザインにするための下準備
リングの表面を丸くするために、ワックスリングの角を削ります。
指にはめたワックスリングの角にヤスリを当て、前に押して削ります。
削った面に少し重なるように隣にずらして繰り返しましょう。
リングの側面を全部削らないように注意します。ヤスリの角が当たるとえぐれたようになりますので、角が立たないように削りましょう。
※サイズの調整や指に触れる部分を整える作業は職人が行いますので、リングの内側は削らないでください。
ヤスリが当たった時や爪痕が残った場合は、こちらで調整させていただきますのでご安心ください。
表面にやわらかく模様をつけるとき
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① 両端の角を削った 3 のワックスリングに、やわらかい模様をつけます。
リングの表面が丸くなるように絵のグレー部分を削りましょう。
リングへ斜めに虹をかけるようにヤスリを丸く動かします。
3で角をとった部分が馴染んでリングの表面が丸くなれば完成です。 -
② さらに面をやわらかくしたいとき
理想よりも模様がはっきりしている場合は、
面の境目を潰して柔らかい模様にします。
手首を使いながらヤスリを横にスライドさせて、軽い力で撫でるように滑らせます。 -
③ 模様がお好みの丸み・やわらかさになれば完成です!
はっきりした面の模様をつけるとき
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① 両端の角を削った 3 のワックスリングに、はっきりした面をつけます。
ヤスリの角度を変えながら、表面に細かく面を作ります。
ヤスリは角度を浅くしたり、斜めに削ったり、ランダムに動かします。
ワックスリングを回しながら、位置をずらして削りましょう。
大きい面を作りたい時は、
ヤスリで1度に長い距離を滑らせます。
小さい面を作りたい時は、
ヤスリを滑らす距離を短くします。
面を重ねるように細かく削りましょう。ワックスリングの真ん中が山になる場合は、たまにリングの面と平行になる面を作り、山の頂点を削るとバランスが取れます。
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② お好みの面の大きさ・ランダム感になれば完成です!
ウチマリ小箱について分からないことがあれば、
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専属のスタッフがご質問にお答えします。
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