はじめは、新郎様のプロポーズのご相談でした。

婚約指輪は新婦様の好きなデザインで、号数もぴったりのものにしたい。
そんな想いから、ダイヤモンドでプロポーズをしようと決めてくださいました。
　
数ヶ月後、きらきらした笑顔でご来店くださったおふたり。

ご相談時は少し緊張されていた新郎様が、お隣に新婦様がいらっしゃるとすごく柔らかい雰囲気で、おふたりの仲の良さが伝わってきました。

結婚指輪のデザインはおそろいに、婚約指輪は新婦様の好きを詰め込んで。
気に入ってくださったおうち型の、煙突にあたる部分へダイヤモンドを留めることにしました。

指輪作りは手際よく進み、ときに楽しそうに会話を交わされたりと、笑い声がたえない穏やかなひとときとなりました。
そんななかふと新婦様におかけいただいた、「ここは幸せがあふれていて、すてきですね」 というお言葉がすごく印象に残っています。

ひと粒のダイヤモンドからつむがれた幸せを、少しおすそ分けしていただいたような気持ちになりました。
心があたたかくなる、すてきなお時間でした。