結婚指輪は手作りで考えられていたというおふたり。
これから毎日身につけることをイメージしながら、幅や素材などを丁寧に決めてくださいました。

選ばれたのは手に馴染むような丸みのあるデザイン。
穏やかな空気のなか、想いを込めながらお互いの指輪を作っていきます。

目標の丸みのある形に近づいた頃、原型の確認をし合うことに。
新郎様は表面をつるっと綺麗に、新婦様は手作りの跡をほんのりと残して作られていました。

同じデザインでも、作り手の個性が表れてくるのが手作りのいいところ。
お互いに原型を見ると嬉しそうな笑顔がこぼれ、どちらも自然とできた雰囲気をそのまま活かすことになりました。

内側にはお揃いの刻印と、記念月の石を入れて、おふたりだけの特別な結婚指輪に仕上がりました。

制作しながら「作り合うのっていいね」とお話ししてくださっていたおふたり。
日々のお話や、何気ないやりとりからも優しさが伝わってくるような、心あたたまるひとときとなりました。

大切な時間をウチマリでお過ごしいただけたことを、とても嬉しく思っております。
指輪が寄り添うこれからの毎日を、心穏やかに過ごされますように。